宗隣寺・龍心庭 (宇部市)

約1200年前に唐の為光和尚が松江山普済寺として創建した禅宗の名刹。
その後寛文10年(1670年)福原氏が宗隣寺として建立。
平成10年に本堂を再建。
観音霊場の第18番(本尊如意輪観音)札所で観音信仰の聖地。
長州藩家老で宇部の領主・福原家の菩提寺であり、幕末の蛤御門の変
に敗れ、この世を去った家老・福原越後の墓が山手にある。
本堂の北側にある「龍心庭」は山口県最古の池泉式庭園で(南北朝時代
に築庭)岩手県毛越寺と並ぶ全国に二つしかないという山畔を利用した
池庭で、池の中に二列直線八石夜泊石を配しただけで、護岸石組みも枯
滝や出島の主なものにとどめた閑寂な趣きで、禅の真髄を説いていると
いわれている須弥山式禅宗庭園である。
国の名勝庭園に指定。