古熊神社本殿・拝殿 (国指定 重要文化財)

古熊神社は山口盆地の東、天神山を背にその麓に鎮座。
祭神は菅原道真・福部童子(菅原道真の子供)。旧県社。
大内弘世朝臣が神社を山口に移したと言われている。
鎮座年月は不詳だが、南北朝の頃、京都の北野より霊を分ち、山口町の
北野小路へ祀ったとある。一万、社伝は、延喜
年間(901923
菅原道真の子福部童子が父追慕のあまり
大宰府(現福岡県太宰府町)へ
下向する途中、山口で死に、
甘露院に詞堂を設けて祀られていたのを、
応安6年(1373
)大内弘世が勧請した北野天満宮に配祠し、北野天神
山口天神宮と称したと伝える。
社殿は北野小路より東山麓の古熊の御石の森に移した。
さらに元和4年(1618)毛利秀就が社殿を当地へ移築して「今天神」と称し、
明治3年(1870)現社名に改めた。
現在の本殿・拝殿は室町時代の建築で、
本殿は三間社
入母屋造。拝殿は一間一戸の楼門で、入母屋造、左右に切妻造
の両翼がつく。室町時代の様式をよく伝えている
建物で、共に重要文化財に
指定されている。
社宝として「紙本墨画天神図も重要文化財である。

本殿の例祭は1125日で、23日からの神幸式には大拝司・花神子参向の
古式神事が行われる山口天神祭
は盛大な祭りとして知られている。

古熊神社